キンナンバー70白い犬音5の日です。

 
12月30日～2019年１月11日まで「白い世界の橋渡し」の13日間です。「死と再生」「橋渡し」「明け渡し」「機会」などを意識しながら過ごしてみてはいかがでしょう。

さてK70白い犬 白い世界の橋渡し  音5の１日です。
 

。  昨年2018年９月15日に永眠されましたが、樹木希林さんは1943年１月15日生まれ  K162  白い風  赤い地球  音６です。同じこのキンナンバーには「Apple社」の創業者であるスティーブ・ジョブス氏がいますが、「平明な表現」「深い」という共通点があるのではないでしょうか。

「赤い地球」は心に響くことに反応し、「白い風」がそれを自分自身のメッセージにスムーズに融合させるといったイメージでしょうか。さらに「音６」のため、それがわかりやすく、地に足がついた表現になるのでしょう。

とりわけ印象に残ったことは、ご主人であるロックンローラー内田裕也さんについてです。内田さんは、しばしば事件を引き起こしますが、希林さんは近年、その件に関して次のように言い切っています。「救われたのは私のほう」と。

希林さんは気がつくと「お経」を声に出して読んでいるようで、日常的な習慣になっているようです。それが見識の広さ、深さにつながっているように感じます。「救われたのは私のほう」について「提婆達多（だいばだった）」を例に出しながら解説しています。

「提婆達多はお釈迦様の従兄弟（いとこ）で最初は同じ教団内で活動していたものの、やがて反逆し、お釈迦様を殺害しようとまでした人物です。しかしお釈迦様は、提婆達多がいたからこそ、見えてきたものがあるとおっしゃっています。自分にとって不都合なもの、邪魔になるものをすべて悪としてしまったら、病気を悪と決めつけるのと同じで、そこに何も生まれて来なくなる。ものごとの良い面と悪い面は表裏一体、それをすべて認めることによって、生き方がすごく柔らかくなるんじゃないか。つまり私は、夫という提婆達多がいたからこそ、今、こうして穏やかに生きていられるのかも知れません。」

さまざまな紆余曲折があって、このような境地に至ったのでしょうが、これも「お経」や「仏典」などに通じていることが、これらを可能にしたのではないでしょうか。また別居という一定距離をおいていたことも大きかったのかも知れません。

「モノを持たない、買わないという生活スタイル」を実践し、靴は長靴を含めて３足と決めているなど、あらためてハッとさせられる内容満載でした。

さてK70  白い犬  白い世界の橋渡し  音５です。

「おごらず、他人（ひと）と比べず、面白がって、平気に生きればいい。」

よく樹木希林さんが娘の内田也哉子さんに語りかけた言葉とのこと。K70のカルロス・ゴーン氏も真実は定かではありませんが、上記のような精神で生きていれば、今回の事件とは無縁だったかも知れません。

何度も唱えながら、その如く生きたいものです。
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